クレアは熱がさがって、新たな人格形成がはじまった。要求が多くなり、また、行動の幅を広げようとする。今までは食べ物さえ満たされていれば、とやかく言うことはなかったのに、今はあれ下さい、これ下さいと言っているように見える。記憶についても発達してきた。すこし前にやっていたことも覚えていて、同じことをしたいと要求する。以前は、ぱっと隠してしまえば、すぐに忘れて次にことに熱中するのだが。
脳の発達が行動になって現れる。当たり前のことだけど、人間の人生で一度だけのプロセスをこうして毎日観察できるのだ。そして、それとともに私の疲労がたまるのだ。
2011年1月24日月曜日
2011年1月23日日曜日
2011年1月22日土曜日
無意識の乗り換え
こんなにも頭が働かない日があるものだと感心する。病児保育の説明会があるというので、朝9時半に飯田橋のオフィスにいくが、誰もいない。電話をしても誰も出ないのでしぶしぶ帰ってくると、向こうの担当者から電話があり、説明会はオフィスのほうではなく、虎ノ門の特別会場ですという。パソコンでチェックすると12月7日に説明会のご案内のメールがきている。こんな大昔のメールだれが覚えているもんかね。午後の会に参加するように言われたので、今度は場所をちゃんと確認して出発。青山一丁目で銀座線に乗り換え3つめでおりる。と覚えていたのに、3つめになっても虎ノ門駅につかない。「はっ!半蔵門線だ」大慌てで引き返して銀座線に乗り直す。人は一日のうちで無意識に過ごす時間がなんと多いことかと実感する。意識が眠る。
2011年1月21日金曜日
オキノジョロちゃん
オキノジョロの唐揚げをつくった。自然解凍しようと思い、冷蔵庫からだしたらオキノジョロちゃん達がそれぞれ重なりあって凍り付いている。なんとなく切ないと思った。パックからとりだしたら全部一緒になってくっ付いて出てきた。一枚岩となって。頭をとって下準備をはじめた。「頭をとったら内蔵が一緒についてくるから」と言っていたけれど、頭をとったきり内蔵はついてこない。仕方がないから包丁で内蔵をほじくりだす。まだ凍っているせいか、包丁の先でちょっとつつくと、コロっとでてくる。楽しい。私はこういう爽快感が好きなんだと思う。クレアの鼻くそをとったりするのも好きだし。言われたとおり二度揚げにしてから、白い葉っぱの形のお皿にいれてテーブルに運ぶ。フレッドがスカイプでお母さんと話をしていてが、私のおいたお皿をみて「おっららら〜」と言ってからパソコンのカメラに向かってお皿を斜めにしてみせた。その瞬間、オキノジョロちゃんがパラパラと軽い音をたててパソコンのキーボードのうえに落ちた。なんとなく切ないと思った。
2011年1月20日木曜日
高級マンションの一室で
ジョブコンサルタントに会う。白金高輪の高級マンションの一室にオフィスをかまえる小さな会社で、マンションのロビーでまっていると、光浦靖子に似た女性がおばちゃんサンダルをはいて迎えにきて部屋に案内された。久々に英語を話すので、少し錆び付いていた。コンサルタントは青い目の金髪の男性。ネイティブだということは分かっていても、英語を流暢に話す人にいつもあこがれをもってしまう。でも、面接に行く途中に「今日は早口にならない。頭で考えながらゆっくり話す」と決めていった、それだけは実行できた。気の済むまでゆっくりと話をした。満足だ。
2011年1月19日水曜日
2011年1月18日火曜日
お魚のように今日も泳ぐ
クレアを送ってから東京体育館のプールにいく。この時間はいつも隣のレーンでキッズスイミングスクールをやってる。1歳ぐらいの子供たちとお母さんが一緒に参加して、お水遊びの延長みたいな、水に親しむようなアクティビティを行う。以前から「あの子たちプールでおしっこしてるんじゃないかしら。。」と思っていたけれど、今日よくみると、みんなオムツのようなものを水着のしたにつけていた。あ〜よかったわ。オムツといえばクレアの下痢がまたなおらない。毎回毎回お洋服まで茶色にするから洗い物が増えるばかり。
2011年1月17日月曜日
総武線の中で
総武線で飯田橋に行く途中、フランス人の家族が四谷から乗ってきた。息子が走ってきて、あいていた席にに座り、次にお母さんが息子の隣にいた乗客をはさんで座った。そして、最後に入ってきた娘には「そこに座りなさい」と向かい側のあいている席を指差した。ところが娘は「お母さんの横がいい!」といいはって聞かない。空気を読んだ女性乗客が無言で席をたって移動した。
お母さんがその女性に何か言うかなあと見ていたが、何も言わないし、その女性の顔を見ようともしない。しらんぷりだ。礼儀無しだなあと思った瞬間、お母さんが娘に「席譲ってもらったらなんて言うの?」と促し、娘が日本語でその女性に「ありがと」と言った。
日本だったら、まずお母さんが子供の代わりに「あらあ、すみません。有り難うございます」と言ってしまうもの。子供に主体性をもたせる、そんな教育はフランスのとてもよいところだと思う。
お母さんがその女性に何か言うかなあと見ていたが、何も言わないし、その女性の顔を見ようともしない。しらんぷりだ。礼儀無しだなあと思った瞬間、お母さんが娘に「席譲ってもらったらなんて言うの?」と促し、娘が日本語でその女性に「ありがと」と言った。
日本だったら、まずお母さんが子供の代わりに「あらあ、すみません。有り難うございます」と言ってしまうもの。子供に主体性をもたせる、そんな教育はフランスのとてもよいところだと思う。
2011年1月13日木曜日
いまさら今年の抱負
なかなか痩せない。今年は5キロ痩せる予定で、ジムにいったり家でストレッチや腹筋をしているのに。食べ過ぎが原因なんだろう。クレアが夜泣きのせいで、夜中に何度もおきて世話をすると、朝になるころにすごくお腹がすいてたくさん食べてしまうんだよ。そのまま加速がついて一日中たくさん食べる。しかも、クレアを抱っこするせいで腕がますます太くなり不格好だ。早く痩せてDiselのブラックのスキニージーンズをはきたいものだ。
そして今年のシークレットゴールはシンメトリーになること。12月に証明写真をとった時に、恐ろしく顔が歪んでいてびっくりした。自分に自信をもって正直に生きていないから、体と顔にゆがみができてしまったんだ。今年は体と顔のゆがみをとって、まっすぐに向かって生きていく。
そして今年のシークレットゴールはシンメトリーになること。12月に証明写真をとった時に、恐ろしく顔が歪んでいてびっくりした。自分に自信をもって正直に生きていないから、体と顔にゆがみができてしまったんだ。今年は体と顔のゆがみをとって、まっすぐに向かって生きていく。
2011年1月11日火曜日
オーロラのこと スターバックスにて
スターバックスで時間つぶし。本を読もうとするが、大きな声が耳に入ってきて集中できない。店員の巨体のお姉さんがずっと客と話し込んでいる。カナダのオーロラの話をしたかと思ったら、冬の寒い日の思い出話をしたり、イタリア語について話をしたりする始末。顔なじみの客と話をしているのかなあと思って注意して聞いてみると、次の客ともまったく同じ調子で話す。聞いていてちょっとうざくなるほど自分のペースで会話をすすめ、強引に自分のトピックスをもちだす。「こんにちは」と挨拶してから次の瞬間カナダのオーロラの話をしだすような。
彼女はコーヒーについてはかなり詳しそうだが、コーヒーショップで働くにはうるさすぎだ。
彼女はコーヒーについてはかなり詳しそうだが、コーヒーショップで働くにはうるさすぎだ。
2011年1月10日月曜日
2011年1月9日日曜日
クレープと旅立ち
ファビとれこちゃんの家でクレープパーティー。れこちゃん妊婦なのにたくさん料理をつくってもてなしてくれた。ガレットのほかに、スコーン、ソーセージのパイ包みもすべて手作りで、どれもおいしかった。れこちゃんの同僚のかわいい子が2人いて、クレープをやいたりお皿を洗ったりしてお手伝いをしていた。やはり、かわいらしいミニスカートのお嬢さんはパーティーに華をそえるものだ。マニュキアがどきっとするほど真っ赤で、その鮮明な色が印象にのこった。彼女は来月、彼が待つロンドンへ渡り、結婚するそうだ。今日あったばかりの人だけれど、旅立ちの話をきくと、無条件に別れの寂しさと新しい生活への期待感がこみあげてくる。
2011年1月7日金曜日
2011年1月6日木曜日
2011年1月5日水曜日
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